めっき(メッキ) ということばについて |
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めっきと言う言葉は、日本語です。ですからひらがなで、めっき と書くか 鍍金(滅金)と書くのが本来でしょうが、なぜか一般的には メッキ > めっき > 鍍金 という順に書く人が多いようですね。
ところで、ある日、「めっき は、なぜ めっき って言うの?」というメールをいただきました。確かに、「なぜ」めっき というのだろう? |
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仏教文化とともにやってきた | つくりかた | |||||||||
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東 大寺の大仏さんは、金銅仏です。 金銅仏というのは青銅製の鋳造仏に金めっき を施したものを言います。古代の金めっき は、ほとんどがアマルガム法という方法によってめっき されています。その方法は、 (1)まず金1に対して水銀2〜3の割合で水銀の中に金を溶かしたアマルガムというものを作ります。このアマルガムのことを昔は 滅金 と言っていたようです。 というわけです。もちろん、お分かりのように、アマルガムのことを 滅金(めっき) と呼んでいたのが、いまでは漢字で「鍍金」と書くようになりました。 水性絵の具を水にといて、絵をかく。→絵の具の 水が蒸発して絵の具だけ残る→絵がかける。これと原理的には同じですね。甘い物好きのあなたに、銀色のかぶせ物はありませんか?これもアマルガムかもしれません。この場合も、めっき というのかしら。 |
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