平成12年度第2回人工繁殖技術研修会の結果のお知らせ

この研修会は、希少動物人工繁殖研究会会員の人工繁殖技術のレベルアップを目的として実施するもので、今回は、愛媛県立とべ動物園の協力のもと、超音波によるゾウの雌性生殖器官の観察技術の習熟を目的として行いました。

日時:平成13年3月7日(水)、午後1時から5時まで
場所:愛媛県立とべ動物園 :ふれあいセンターおよびアフリカゾウ舎
参加者は、27施設52名でした。
研修の内容を簡単に報告します。
レクチャーは以下の2題について1時間行われました。
1.「海外でのゾウにおける人工授精成功例の紹介」 演者:神戸大学農学部附属農場 楠 比呂志 氏
2.「とべ動物園での超音波観察の現状」
演者:愛媛県立とべ動物園 毛利 靖 氏
技術研修はアフリカゾウ舎で行われました。
経直腸でプローベを挿入に観察を行いました。。
プローベにエクステンション装置をつけたもので肛門から約105cmまで観察しました。
装置を変更し肛門から約60cmを観察しました。
ゾウのエコーは約50分に渡り行われ技術研修が無事行われました。

1.研修風景
2.研修風景
3.エコーの画像

参加された皆様は、積極的に熱心に研修されていました。

施設を提供していただいた、とべ立動物園の園長様はじめスタッフの皆様に感謝申し上げます。 希少動物人工繁殖研究会では、会員を対象としたこのような技術研修会を、今後も随時開催していく予定にしております、ご意見・ご要望がありましたら事務局にE-mailでお送りください。