亜鉛めっき(黒色クロメート)について


       
   

亜鉛めっき(メッキ)黒色クロメートとは、どんなめっき?

     電気亜鉛めっき    
         
       
    黒色クロメートは、亜鉛後の化成皮膜処理の一方法の処理名。

アメリカでは、 ブラック と呼んでいるようです。

外観は、黒色ですが、化学反応で色が出るため、形状により反応の差が生じ、赤みを帯びた黒〜黒褐色の場合が多いでしょう。皮膜としては、最も厚い部類。従って、皮膜が厚い→六価クロム含有量が多い→高耐食であるはずですが、銀(硝酸銀)を成分として含むために耐食性はクロメート程度である。主に黒色を要求されるパーツ【目立たないように】用いられることが多いようである以前は、酢酸タイプ(外観型)の黒色クロメートもあったが、最近ではあまり見かけない。(色が褪せることと、耐食性がユニクロ並みの為であろう)主流は、リン酸タイプ(耐食型)である。

銀を用いているために、コスト的には高くなる。将来的には、クロメート同様に六価クロムフリーに移行していくものと思われる。

   
         
   

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