亜鉛めっき(クロメート)について


       
   

亜鉛めっき(メッキ)クロメートとは、どんなめっき?

     電気亜鉛めっき    
         
       
    クロメートは、亜鉛後の化成皮膜処理の一方法の処理名。

アメリカでは、イエローと呼んでいるようです。その名の示す通り、外観は黄色みがかった(赤〜緑)で、単色ではなく、赤、黄色、緑色等が絡み合った虹色を呈しています。

特長は、防錆用として用いられることが多いようです。ちょっと外観的には冴えないいろでしょう。耐食性は亜鉛めっきの後処理(クロメート、ユニクロ、黒色クロメート、緑色クロメート、三価クロメート、三価ユニクロを指す)のなかでは、緑色クロメートに次いで優る。また、緑色クロメートより低コストであることから、安価で耐食性の要求される部品の後処理としては用いられています。亜鉛めっきの中で、最も使用されているあと処理法でしょう。最近では環境関連の規制の動きから環境負荷の少ない三価クロメートに移行しつつあります。(2004年現在)

   
         
   

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