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2/21/97
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ようこそ自然史博物館へ!!このコーナーは群馬の自然と恐竜の紹介コーナーです。写真を多用していますが、なるべく小さくしました。重かったらごめんなさいね。
場所
群馬県富岡市北部の丘陵地帯に群馬県立自然史博物館があります。ここでは尾瀬や武尊山を始めとする群馬の自然や恐竜、人類等に関する楽しいコーナーがいっぱいですよ。
観覧料は一般500円、小・中学生100円。ただし、催し物によっても変わるみたい。ちなみに、2/22/97は小・中学生は無料でした。→地図
もしも恐竜が絶滅していなかったら・・・・・
もちろん人間様が繁栄していたかどうか分かりませんねぇ。ひょっとしたら恐竜の家畜になってたりして。
恐竜が進化して現代に生きていたら・・・・!?答えは、ぜひ自然史博物館で実際にご覧になってくださいな。「へぇ!?」と言いうことうけあいですね。しかしながら、恐竜は絶滅してしまいました。実際は左下のような形での発掘によって当時の面影を偲ぶのみです。
では、人間の進化を逆にたどってみるとどうなるのでしょうか?[進化]を後戻りしてみましょう。
落ちたら痛いが・・・・・
このコーナーはガラス(!?)の床の下2メートルくらいのところにトリケラトプスの化石の発掘現場が再現されています。この上にのると小さい子は怖がるくらいです。(ガラスが割れて落ちると思うのでしょう)なかには大人もガラスの枠の部分を通っていたりしますよ。
ところで、
一つ面白い法則を紹介します。
「アレンの法則」です。
寒いところにすむ動物ほど体外の突起物が小さいという法則です。右の写真を見てください。小さな写真で見にくいとは思いますが左の動物から、オオミミギツネ(アフリカ)、アカギツネ(ヨーロッパ)、ホッキョクギツネ(北極圏)です。よく見ると右に行くにしたがって耳が小さくなっています。でも、北欧の人はなぜ、鼻が高いのでしょうか・・・・!?
ついでにも一つ。まったく発想が異なる、ベルクマンの法則を知りたい方はこちらへ。
やっと恐竜さんが出てきました!!
この博物館には見上げるほどの大きさの恐竜が何体もあります。その中でもっとも獰猛に見えるのが左の恐竜ティラノザウルスです。
ジュラシックパークに出てきた恐竜かな?この恐竜は動くんです。恐いですよ!
右の恐竜はガリミムスです。
環境に適応し続けた結果小さな脳と大きな図体になってしまいました。恐竜の悲劇の始まりです。しかし、なぜかこの恐竜は図体の割に愛嬌が感じられます。
もっと変わった恐竜さんを見たいかたはこちらへ。
左は白亜紀の群馬の想像(ジオラマ風)模型です。小さく見えるのはサンチュウリュウです。
右の写真は古代の人間の埋葬風景です。この洞窟は死者の埋葬場所なのでしょうか。埋葬される人の息子でしょうか、入り口で埋葬を見守っている子どもが見えます。手前の二人の人は手前の二人の人は向かって左が女性で、右が男性だそうです。最初私は両方男だと思ってしまいました。(この指摘はmartyさん、http://www.dtinet.or.jp/~martyfun/index.html からいただきました
)あなたはどう見ましたか?女性らしさとは文化と深く関わりあっているのでしょうか・・・・?
わずかな時間でしたが、自然史博物館を楽しんでいただけたでしょうか?
左の写真は、西上州の山々の雑木林(コナラ、クヌギ)の4月頃の模型です。自然史博物館のある富岡はまだまだ自然が豊富な市です。ぜひおこしください。おりを見ては山の中を歩いている私です。今度は西上州の山の中でお会いしましょう。くれぐれも熊とお間違えにならないように・・・・・・。