亜鉛めっき(ユニクロ)について


       
   

亜鉛めっき(メッキ)ユニクロとは、どんなめっき?

     電気亜鉛めっき    
         
       
    ユニクロは、亜鉛後の化成皮膜処理の一方法の処理名。最近では、ユニクロと言うとしっかりした縫製とリーズナブルな価格の衣料品を提供するショップを思い浮かべるむきもあろと思いますが、電気めっきにおける「ユニクロ」こそ、元祖・本家ユニクロであります。なんでユニクロという名前なんでしょう?(ユニ・クロメートの略?)

ちなみにアメリカでは、クリアーと呼んでいるようです。その名の示す通り、外観は青みがかった銀色で、なるほど亜鉛の金属色です。

特長は、その銀色が示すように外観用(装飾)として用いられることが多いようです。耐食性は亜鉛めっきの後処理(クロメート、ユニクロ、黒色クロメート、緑色クロメート、三価クロメート、三価ユニクロを指す)のなかでは、耐食性は最も劣る。従って、耐食性の要求される部品の後処理としてはほとんど用いられません。特殊用途として耐食型ユニクロというものもありますが、こちらは外観的に通常のユニクロに比べて劣ります。ただし、最近では三価ユニクロが出現したので、あながち劣るともいえないでしょう。

   
         
   

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