地球温暖化酸性雨放射能汚染砂漠化
森林破壊オゾン層破壊水質汚染環境問題総合


▽地球温暖化
休まず進む地球温暖化
   近年、この地球上ではさまざまな環境問題が起こっている。その中で地球温暖化を取り上げてみます。 
  
  1、発生の継緯    
   車の排気ガス、家庭電化製品などから排出されるCO2などが原因としてあげられている。
    @CO2の排出量上位5カ国・・・・・1,アメリカ 2,中国 3,ロシア 4,日本 5,インド・・・・・ 
   日本は、世界中の二酸化炭素量の4.9%をしめている@
<別に挿し絵>
 
2、被害の状況 
地球表面の温度は過去100年間で0.3〜0.6度上昇。 
・平均海面水位は、過去100年間で10〜25p上昇。 
・1750年頃280ppmだった二酸化炭素濃度が、1992年には360ppmと3割近く上昇。 
 ・現状、年間70億トンもの二酸化炭素が排出されていて、その結果21世紀末には500ppmに達する。
・安定化させるためには、排出量をただちに50〜70%削減するひつようがある!
*南極の氷が溶け、水面上昇し危機にたたされている国もある・・・・・・・オランダ・東京などの低い平野*     
 
 <別に挿し絵> 
 
 3、どのような対策が必要か? 
 一般例として、一人一人の心がけ・・・・・自動車をあまり使わない+家電製品をむやみに使わない+ゴミを出さない 
                                <BUT、これはそう簡単なものではない>
 
 
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 現状では、対策について話し合う国際会議でも明確な答えを見出せずにいる  
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▽酸性雨
▽放射能汚染
▽砂漠化
▽森林破壊

森林の破壊

 発生の原因
○熱帯雨林から
●熱帯での森林の減少が顕著である。これは、発展途上国が外貨獲得のために森林を伐採していることが主な原因であるが、その木材を買い付けているのが先進国である。
○酸性雨から
●石炭や石油などの化石燃料を燃焼させると、硫黄酸化物や窒素酸化物が発生する。工場や自動車から排出されたこれらの物質は化学反応を起こして硫酸や硝酸にかわり、雲に取り込まれて強い酸性の雨となって地上に降り注ぐのである。ヨーロッパでは工業の発展とともにこれらの物質を大気中に放出し続けてきた。それが偏西風などにのって広く拡散し、国境を越えてスカンディナヴィア半島の森林地帯に酸性雨を降らせたのが原因である。

 被害の状況
○熱帯雨林の被害状況
●FAO(国際食糧農業機関)とUNEPの「熱帯林資源評価プロジェクト報告書」によると熱帯林は人口増加による耕地化などのため、閉鎖林では毎年750万ヘクタール、開放林では380万ヘクタール、合計毎年平均1130万ヘクタールが減少していると推定されている。これは日本の本州の約半分に相当する面積である。中でも中南米は、最も破壊が進んでいて、その原因は焼畑移動耕作によってくり返される火入れ、耕作のための林地の費用地への転用、薪炭材の過剰採取、過放牧、用材の不適切な伐採などである。そして、これらの背景にある要因は、貧困、低い土地生産性、貧しい土地利用政策、不適切な開発、ぜい弱な制度および急速な人口増加などである。減少の要因は地域によって違いがみられる。熱帯アメリカでは焼畑移動耕作が35%を占め、過放牧がそれに次ぐ。熱帯アフリカでは、70%以上が焼畑移動耕作によるものであり、定住農業その他によるものもあるが、比率は小さい。熱帯アジアでは焼畑移動耕作が49%を占めており、その他に自然発生的な移住や入植計画による減少である。
○酸性雨による被害状況
●酸性雨による森林破壊は今、大きな社会問題となっている。中国南西部地域でも、森林破壊が著しく進行中と報告されている。ドイツでは全国土の3分の2を占める森林のうち、被害面積が1982年8%、1983年に34%、1984年に51%、そして1985年55%と、その急激な拡大が報告されている。オランダでも1984年全森林面積の40%、スイスでは1984年に33%、フランスでは1985年に20%と被害面積を報じている。植物に対する酸性雨の直接的な影響が実験的に検討され、その結果、葉面に現れる褐色の斑点は雨のpHの値が3代になると顕著になるとされている。針葉樹林では、枯損が特に目立つが、葉に付着している硫酸など降雨で洗われ、そこでは雨水よりpHの低い水が土壌に接触すると土壌の本質である粘土のイオン交換性によって、土壌の粘土表面にHが吸着されたR−Hの形の粘土となる。このようになると土壌肥沃度の指標である塩基飽和度が低下し、更にHが増えると土壌からAlが溶かし出され、水中のAl3+濃度が0.1ppm以上になると種子植物の生長は抑制される。生物種によっては1ppmとなると50%以上の生長量の減少が報告されている。土壌水のpHが5より低くなるとAl3+の溶出量は急増し、1ppmを越える土壌水もあるという報告もある。森林への影響は水中のHそのものより、Hによって溶かし出されたAl3+の害が大きいと主張する人がいる。なお、溶出するMn2+もAl3+Al3+と同様に害になるという人もいる。

 更なる影響
○温暖化現象
●温暖化現象が世界の自然植生に与える影響をシミュレーションしてみると、最悪の場合2100年までに全陸地の
9%で森林が減少し、12%で枯死の危険などが生じるとされています。森林が全陸地に占める割合を29%として単純に計算すると、森林の30%以上が消失することになります。森林は現在、二酸化炭素の吸収源になっています。森林の枯死は森林が吸収源から排出源へと180度かわってしまうことを意味します。2001年に発表される予定であるIPCC第3次報告書では、2100年の平均気温は1990年より5.3℃も高くなると予測されています。最も排出量が少ない場合でも3.8℃の気温上昇とされています。

 対策
○熱帯雨林伐採の対策
●発展途上国においては、雇用や所得の拡大を求めるあまり、森林保全の意義が十分に理解されにくい傾向がある。各国の政策、自然条件や住民の生活習慣などに十分即した熱帯保全のための対応が必要である。
○酸性雨の対策
●原因となる汚染物質の排出をできるだけ出さないようにして、工場の脱硫装置や集塵装置などの設置や、石灰の散布をする。
○地球環境再生のため
●地球環境問題の解決には、人類の英知を集め、新たな国際協力の精神に立脚して取り組む必要があり、サミットや国連総会などで地球環境が中心的議題に取り上げられることである。
(注:長文のためHTML形式で転載しました)
▽オゾン層破壊
▽水質汚染
▽環境問題総合
▽論外

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