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これは、MIAの語り部であり、実践者である今井清二郎氏が、富岡の青年会議所のメンバーにMIAについての熱き思いをメールでつづったメッセージです。
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会員開発室大橋一家一同様 ---------------------------------- 「幼児期」「少年少女期」「青年期」「壮年期」「老年期」 の五つに分けてその世代の特長を具体的な例を挙げながら面白おかしく、そして、笑いながら「そうだその通りだ」と納得するように話してくれました。青年会議所での講演なので中心は、「青年期」のことです。 先生は「青年期」の特長を次のように挙げられました。
@ 自信力と実力との間に大きな開きがある。 A すぐに批判する。 B 反発力が強い。 C 動揺性が強い。 D 部分と全体をはっきり把握できない。 この五つの特長は、青年には理想や夢がある、純粋な考え方をする、経験不足の点がある、若々しいエネルギーにあふれている、という特徴から引き出されるものであり、これは決して欠点ではなく、青年期だからこそ認められる特長なのだと力説していました。 @ 理想や夢があるから、「親父のやることは時代遅れだ。こんなやり方ではうまくいかない。俺がやれば・・・・・・」などと腕まくりしてやろうとする。しかし、実力はまだないのだから、失敗することが多い。つまり、自信力と実力との差は大きいのである。 A やはり、理想が高いから人のやることが我慢できなくて、社会にも、リーダーにも、先輩にも批判の目を向ける。青年の批判には悪意はない。純粋な批判なのだ。青年は大いに人を批判すべきなのだ。 B 人に注意をされたりすると、青年は反発をする。これは、エネルギーにあふれている証拠。 「ぐずぐずしないで早く行って来い!」「いまいぐ!」、先生は青年の反発は相手の調子に合わせる調和運動だと言っている。愛すべき反発ですね。 |
C 今鳴いたカラスがもう笑う、というのは子供のことだが、青年期では考え方がいつも動揺してるのが特長だと先生は言う。「俺がやれば・・・」と自信を持って仕事に臨むが、ちょっとうまくいかないとすぐに落ち込んでしまう。あんなに未来が輝いていたのに真っ暗になる。しかし、また次の日、ちょっとした良いことがあると生き生きとしてくる。
青年期は、「自信力と実力との間を、批判や反発をエネルギーに、激しく動揺し、やがて、経験の積み重ねによって、この揺れが小さくなりながら自信力の高さまで実力が上昇していくのである。 私達は、JCを卒業するまでに、この青年期の特長を脱皮しなければならない。それが、JC時代の大きな命題となってくるのである。今のままでJCを卒業してはならない。 青年期というカラを脱ぎ捨て、ドラマチックな人間革命を遂げることが、JAYCEEのもう一つの目標とならなければならない。」 -------------------------------- 2001.7.12 |
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