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ムーチョ小野 DO IT NOW |
『OK、それなら俺がそのマイクを持ってスピーチをやろう』、とスピーチの間、小野さんのマイクを持ってくれたそうです。
それから、US・JCの会頭と本当に親しい友達になってしまったそうだ。 しかも、そのスピーチの中に出てきた話がなんとも素晴らしいので、『何でこんな素晴らしい話が出来るのか?』、と聞いたところ、アメリカJCの指導力開発のプログラムである「LIAプログラム」の元になったSMIの考え方だ、と教えられたといいます。 このテープレコーダーが、日本JCにもLIAプログラムを導入するきっかけになったし、自分がSMIプログラムに取り組むきっかけともなった、とありがたそうに言っていました。 日本に帰ってきて、SMIを注文しようとしたら、すでに日本にもSDJという会社があって日本語版のSMIを販売していることが分かった。 早速、JCの友人三人でその会社を訪ねてプレゼンテーションを受けた。しかし、一緒に言った二人は、『自己暗示だ』、と言って買うことがなかったが、小野さんは、大金を出してアメリカまで行って得た情報を無駄には出来ないと言って、即座に購入した。 以来、小野さんの短い人生は、人間開発という分野で、日本でも稀有の人として光彩を放った。SMIは、自分の発想の基本を不足なく、しっかりと作り上げてくれた、と回顧している。 小野さんがSMIを手に入れた日、1969年1月17日は、MIAの中の小野さんのイメージチェックの中に書かれている。ぜひ見つけてみてください。 小野さんの記念すべき『革命記念日』である。この日を起点として小野さんはより積極的な人間になった。 われわれにも革命記念日を持つように薦めてくれている。 みなさんにとつては、2001年3月24日が、MIAを学び始めた日、つまり、あなたの『革命記念日』である。そう心に決めてほしい。 IT’S A STATE OF MIND. もうひとつ、アメリカで情報を仕入れてきた。 それは、新聞に出ていた求職の広告である。自分の売り込み広告であるが、それにはこうあった。 PROFESSIONALISM・・・・・・ プロフェッショナリズムとは・・・・・ MORE THAN TRAYNING. 修練が必要だが、それ以上のもの。 MORE THAN EDUCATION. 教育を受けたものでなければならないが、それ以上のもの。 M0RE THAN EXPERIENCE. 経験は大切だが、それ以上のもの。 IT’S A STATE OF MIND. それは、心の姿勢だ。 さすがアメリカ、こんな自己売り込みの広告を出すやつもいる。 『俺はプロだ。訓練も、教育も、経験だって十分にある。しかし、そんなやつはいくらでもいるが、俺には、もっと大切なプロとしての魂が宿っている。』と言う言葉だろう。小野さんの持ってきた切抜きは、早速MIAプログラムの中に取り入れた。 このように、小野さんの話をしていると、『自分たちにはとても出来ない。もともと小野さんは凄い能力を持った人なんだ』、と言いたくなると思いますが、小野さんに直に接していると、自分にも出来るような気がするから不思議です。 身近に感じられたひと 小野さんは、長野というローカルで、しかも、中小企業の常務、われわれと境遇はほとんど変わらないのです。しかも、自分のやっていることを、『こんな方法でやっているんだよ。』と、全てノウハウを公開してくれるのです。 私の知っている範囲でも、JCのリーダーには優れた能力を持っている人が沢山いましたが、自分の目標として『あの人のようになりたい!』、と誰にでも思われつづけた人は少ないように思います。 講話の中で今、経済担当大臣の麻生太郎先輩の話もしましたが、彼は、あまりにも自分たちと境遇が違いすぎて、誰も麻生太郎のようになりたいと思った人はいません。 つまり、小野さんはわれわれにとって、自分の未来であり目標の人になり得ますが、麻生太郎がどんなに素晴らしくとも、別の世界の人と言う印象をもたれてしまうのです。その点、小野さんほどJCのレベルを上げつづけた人はいないのです。ありがたい人ですね。 さて、今日はこれまで。 つい、小野さんの話になるときりがなく、他人にとっては面白くない話までしてしまうのですが、いかがですか。 正直な感想をお寄せください。 2001.4.1 今井清二郎 |
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